結婚したら、家が欲しくなる。
それは、ごく自然なことです。
「二人の家をつくりたい」「子どもが生まれたら広い部屋が必要」「いつまでも賃貸じゃなく、自分たちの家に住みたい」。
そんな夢を持つことは、何も悪いことじゃない。
でも——家を手に入れた後に、こんな気持ちになる人がたくさんいます。
「幸せなはずなのに、なんでこんなに苦しいんだろう」
今日は、その理由をお話しします。
夢が膨らむにつれて、お金が出ていく
新しい家が決まると、次は「家具を揃えよう」という話になります。
せっかく新しい家なんだから、家具も新しくしたい。
カーテン、ソファ、ダイニングテーブル、ベッド——気づけば数十万円。
続いて家電。
冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビ……「せっかくだから」と少し良いものを選ぶと、あっという間に100万円を超えます。
そして車。
郊外に家を建てると、車がないと不便。子どもができたら大きい車が欲しい。
「ついでに買い替えよう」——また新たなローンが始まります。
これは贅沢でも浪費でもありません。
誰もが通る、ごく自然な流れです。
不安が保険を生み、固定費が増えていく
家を持つと、守るものが増えます。
守るものが増えると、不安も増えます。
「もし病気になったら、ローンが払えなくなる」
「もし仕事がなくなったら、どうなるんだろう」
「子どもの教育費は足りるだろうか」
その不安から、民間の保険に入ります。
生命保険、医療保険、がん保険、学資保険……
毎月の保険料だけで3〜5万円、という家庭も珍しくありません。
気づいたとき、毎月の固定費はこうなっています。
- 住宅ローン:8〜12万円
- 車のローン:3〜5万円
- 保険料:3〜5万円
- 光熱費・通信費:3〜4万円
合計20〜26万円以上が、毎月「消えていく」お金になります。
これでは、どんなに働いても生活はカツカツです。
新しい家は嬉しい。でも、新しい悩みも生まれる
家そのものは、嬉しいはずです。
自分の家、家族の家。それは本当に幸せなことです。
でも現実は——
夫婦の会話がお金の話ばかりになる。
子どもに習い事をさせてあげられない。
旅行にも行けない。外食も我慢する。
老後の貯蓄なんて、とても考えられない。
「こんなはずじゃなかった」と思いながら、それでも毎日ローンを払い続ける。
家のために人生を犠牲にしているのか、
人生のために家があるのか——
気づいたときには、わからなくなっている。
これは決して珍しい話ではありません。
私がこれまで60年以上、家づくりと不動産に関わってきた中で、何度も見てきた現実です。
本当に大事なのは「どんな暮らしをしたいか」を先に決めること
家を探す前に、ローンの計算をする前に、まず考えてほしいことがあります。
「この家で、どんな暮らしをしたいですか?」
家族でどんな時間を過ごしたいか。
子どもにどんな環境を与えたいか。
老後はどこでどう生きたいか。
自分が一番大切にしたいものは何か。
この答えが先にあれば、家の選び方が変わります。
必要なものと不要なものが見えてきます。
そして、人生を犠牲にしない家の持ち方ができるようになります。
「建てる」と「買う」——その選択で、人生が変わる
家を持つとき、多くの方が最初に迷うのが「建てるか、買うか」です。
この選択は、単なる価格やデザインの問題ではありません。
暮らし方の設計、人生の設計に関わる大きな決断です。
私は三光建設として60年以上「建てる」仕事をしてきました。
そして不動産業も営んでいるため「売る・買う」の現場も知っています。
両方の立場を知っているからこそ、どちらが正解かではなく、あなたにとって何が合っているかを正直にお伝えできます。
「建てると買うの違い」について、10分でわかるセミナーを作りました。
難しい話は一切なし。図解でわかりやすくお伝えしています。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
📖 まずは知識を身につけたい方へ
💬 直接相談したい方へ
このブログ「したくなる家ラボ」では、住まいの仕組みを整えることで、健康・お金・暮らしが整っていくヒントをお届けしています。
次回も、一緒に「したくなる家」を作っていきましょう。


コメント